瞑想で簡単にリラックスできる方法

人気のあるストレス解消法に【瞑想】があります。

瞑想と言うと、次のような難しいイメージがあり、簡単にできないのでは？と思われる方が多いでしょう。

１．静かな場所で目を閉じて座禅を組まなければならない。

２．無心になって正しい方法で集中しなければならない。

３．ある程度の時間、行わないと意味が無い。

しかし、ここではそんなに難しい本格的な瞑想は取り扱いません。

上記１～３ができれば理想でしょうが、忙しいビジネスマンや子育て世代に、こういった時間はなかなか取れません。そもそも精神的な余裕がありません。

本当にストレスフルで切羽詰まってくると、瞑想なんてできなくなります。

する気にならなくなるからです。

なので、そうなる前に次のように行ってみましょう。

上記１～３に対応して表にしてみました。

No	元々のイメージ	簡単な瞑想方法
１	静かな場所で行わなければならない？	静かな場所の方がやりやすいのですが、どこでもできます。・通勤電車、喫茶店、休み時間のオフィス･･･ ※他人の迷惑にならないようにしましょう。
	目を閉じなければできない？	目を開けたままでもできます。 ※視線を散らすよりは、ある一点を見つめ続けていた方が瞑想状態には入りやすいです。
	座禅を組まなければならない？	動く必要のない場所であれば、立っていてもできます。腰掛けられれば理想です。
２	無心にならなければならない？	人間が何かを思考する回数は１日に数万回と言われています。そう簡単に無心になれません。思考が浮かんでも流れるままにしてみましょう。考えまいとすると、尚更色々と思い浮かんできます。かえってイライラします。不思議なもので、自然のままにした方がしだいに落ち着いてきます。
２	正しい方法で集中しなければならない？	唯一、気を使うべきなのは呼吸法を腹式にすることです。そう難しくはありません。次のとおりです。１．先に息を口から吐きます。しかも長めにして、お腹の息を出し切ります。２．次にお腹を膨らませながら、息を鼻から吸います。吸う時は短めに。３．吸った後、１回止めます。この時に全身に酸素が回ります。その後、また長めに息を吐きます。 ※何秒吸って吐いて、とか難しく考える必要はありません。自分のリズムで大丈夫です。それに上記のとおりできなくても何も問題はありません。難しい場合は、息を長めに吐くことだけを覚えておいてください。
３	ある程度の時間、行わなければならない？	瞑想を何分行うかの決まりはありません。忙しい中、２～３分でもできたら儲けものというくらいに考えましょう。休日に３０分も行うと、本当にリラックスできます。
３	寝る前の瞑想について	どうしても時間が取れない場合は、寝る前に行うという方法があります。１．寝る時に横になります。２．上記の呼吸法を試します。それだけです。大抵しばらくすると寝てしまうと思います。それでも構いません。瞑想ができなかったなどと悔やむ必要はありません。むしろ一番リラックスしている状態で眠りに入れたのです。特に普段、鬱々イライラして眠れなかった人に取っては喜ぶべきことですね。